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先日酷い状態の子犬が保健所に来ました

執筆者の写真: La-Vida La-Vida

顔の黒い部分は汚れと大量のノミです。

そして卵まで付いてました。

虫が大量に付いて弱ってる子犬がいると保健所から聞き、すぐに会いに行きました。

子犬を目にすると、こんな状態にさせるなんて!!

許さない!!!!とどれだけ怒りが込み上げたか。

とにかく早く虫を取ってあげたかったのですぐさま預からせて貰い、近くに住むボラさんに急遽ヘルプをだし二人がかりでシャンプー2時間。(かとみちゃんありがと)

小さい子は弱ってたので早めに終わらせ病院へ。

脱水と貧血が酷く本人の体力次第で助かるかどうか。

口から何とか栄養を取らないとマズい状態でした。

もう体がカラカラだったんです。

可哀想に。

実はこの子たちは飼われていました。

子犬達発見のキッカケは飼い主が保健所に連絡を入れ、現在収容されているある成犬の返還を希望されたのです。

飼っていた犬が収容されていました。

そこで保健所が返還前に飼育環境確認の為自宅訪問をするとゴミ屋敷で酷い有り様。

犬の亡骸もあったそうです。

そしてたまたま部屋に汚れたこの子たちを見つけ保健所の方が緊急保護されました。

飼い主への説得をして下さった保健所の方には本当に本当に感謝しかありません。

ただ気になるのはこの飼い主が軽度な知的障害の方だったようなんです。

野良犬を捕まえられる程器用なはずはないので誰かが犬を2,3千円で売ったかあげたかして犬を手にしたのかと思います。

自分に飼育能力がないのも気づかず大好きなワンコを返して欲しいと孤独な飼い主は言っているのです。

このような場面、過去にも経験があります。

きっと宮古島では珍しくないケース。

犬のケアだけでなく人へのケアも必要なのか。

この飼い主は家族や親戚から見放されトラブルばかり起こしていたのかもしれません。

孤独が辛い状況ならまた犬を飼うかも。

他の大人が安易に渡すのも許せませんしそんな現状を変えていかなくてはいけない。

ただ犬猫を保護するだけでは本当の解決には繋がらず、問題ある現場では飼い主のケアも視野に入れ将来メンタルケア専門の方と連携していけたらより良いアフターケアになるのではと思ったり。

再度安易にペットを飼わない為にも。

色々と思う事はありますが、動物達の事で手がいっぱいなので精一杯出来る限りの事をしていきます。

簡単に犬猫をあげたり貰ったりしないでね。

一生家族にするつもりで。

そして飼育能力のない方には渡さないで下さい。

 
 
 

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