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執筆者の写真La-Vida

動けなくなっていた老犬

先日、宮古島保健所に行った際「死にかけた犬が収容されもう手遅れかもしれない」と言われた犬がおりました。

ずっと横たわったままで動かないと。

早速見に行くと、確かに人が来ても反応しない。

事故に遭ったのか何なのか。

老犬でもあるし本当に死を迎える準備をしているならば無理矢理延命処置をするのも違う気がする。

レスキューする犬の線引きは難しい。

とりあえずこの子に「どうしたの?起きれる?」と頭を撫でると反応して顔を上げた!

そして体全体も動かそうとしている。

なんだ!しっかり生きようとしている!

あれこれ考えていたのを無駄にしてくれた(嬉しいんです 笑)この子を緊急に引出し早速病院へ。

特に外傷はなく事故に遭った様子もないが後ろ足が先天性のもなのか動かしにくくなっている。

ひとまず皮下点滴や色々注射を打って貰いました。

名前はジャック。

そしてシェルターに戻る時には顔を上げて体も起き上がれるくらいに。

良かったぁ。

次の日には自分で移動も出来るくらいに元気になっていました!

そんな喜びの中、飼い主のお迎えが来てますと保健所から連絡があり返還決定。

すぐに飼い主さんのお迎えがあって良かった(^-^)


早速保健所に向かい、直接飼い主さんにお会い出来たので医療内容や状態を話し迷子札装着と脱走防止にも努めて頂くようお願いしました。

あとは保健所の方にお任せを。

宮古島全体を変える事は出来ませんが理解して貰える飼い主を増やす事は出来る。

放し飼いの危険性、迷子札の効果、フィラリア予防の大切さなど。

当たり前のことかもしれませんがここではそうでもない。

法で強制的にしない以上一歩一歩進んでいくしかありません。

ジャック、短い間だったけど元気でね。

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