ラ・ヴィーダでは、飼養困難になった爬虫類などのエキゾチックアニマルの引き取りを行っています

 

放逐(飼育動物の遺棄)による生態系への影響

本来の生息地から人の手によって他の地域に運ばれ、繁殖して定着するようになった動物を帰化動物といいます。移入された動物が放逐されて定着して帰化動物となるのですが、その移入と放逐は人の手によるものということが大前提となります。

移入にはペットや食用などで人が目的を持って持ち込んだ種類と、物資に紛れ込んだりして偶然に入ってきた種類がいます。また放逐においては、有害動物の駆除用など人が意図的に野外に放した種類と、逃げ出したなど人の意志にかかわらずに野外に放された種類がいます。

そういった動物の代表例として、ミドリガメがあげられます。ミドリガメはアメリカ原産の動物で、和名をミシシッピーアカミミガメと言いますが、ペットとして持ち込まれたものが放逐されて野生化し、日本各地でみられるようになりました。大型のヌマガメで、植物質のものから動物質のものまで食べる雑食性なので、同じ生活圏で競合する在来の小動物などへの影響が心配されています。また、在来のニホンイシガメの競争相手となり、在来種の数が激減しています。

そして我々に馴染み深いイヌとネコについても、放逐による野生化の問題が起きています。野ネコや野イヌは特定外来生物のマングース、アライグマ、ミンク等と同じく日本在来の小動物や陸地に営巣する鳥類を襲い食料とする為、絶滅危惧種の保護上も重大な脅威となっています。

飼育していた動物が逃げてしまった、または逃がした場合、何も問題が起こらなければいいのですが、後々目に見えない深刻な問題へと発展するケースも多いです。どんな動物でも飼養する以上は最後まで面倒をみるべきですが、それが不可能になったからといって近くの川や森林に逃がすことは絶対にしてはいけません。

 

なぜなら、その逃がした動物は生き延びられたとしても、元々その場所で生活していた動物たちへの影響が避けられないことが多いからです。動物たちには、それぞれに生息地域があります。それは永い進化の歴史の中で決まりました。

動物を飼養する場合は最後まで責任を持ち、徹底した管理が必要ですが何らかの事情で飼養が困難になってしまった場合はラ・ヴィーダにご相談ください。

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