
沖縄県天然記念物
琉球犬の保護活動
NPO法人Miyakojima Animal Parkでは沖縄県の天然記念物である
「琉球犬」の保護・繁殖活動をおこなっています。
2011年より沖縄本島の「琉球犬保存会」と連携し
「琉球犬保存会 宮古島支部」として活動してきました。
30頭にまで琉球犬が増え順調に活動が行えていた
2018年より当時の現場責任者により
団体乗っ取り・施設不法占有が始まり
2023年に強制退去させるまでの5年間の間に
すべての琉球犬が′避妊去勢手術’され
琉球犬MIXの保護犬と偽られ里子に出される
という凄惨な事態となりました。
現在も行方の分からない犬達が多くいます。
2024年沖縄本島の琉球犬保存会は存続しておらず
当法人の宮古島支部も乗っ取りにより壊滅状態となった現在。
沖縄県の天然記念物である琉球犬保存会に登録のある琉球犬は
「0」という結果となり
実質、絶滅のような状態に
なってしまっています…
戦後一時絶滅の危機にあった琉球犬を
しっかりと守り後世に繋いでいくために
尽力した人々の努力や想いを汲み…
2024年7月再び「琉球犬保存会」を立ち上げなおし
既存の琉球犬の登録・血統管理・繁殖を行い
貴重な琉球犬の血を守り数が増えるように活動を再開いたしました。
現在、各方面と連携を取り進めております。
皆様のご理解とご協力により、希少な琉球犬を守っていく活動が
行えております。感謝申し上げます。
琉球犬の特徴

逆八の字状の立ち耳
漢字の「八」を逆さにした形の耳
しかし、たれ耳の琉球犬もいる

狼爪(ろうそう)
他の犬種と比べ、四肢の爪が6本と多い。通常は前脚にある「狼爪」(ろうそう)が後ろ脚にあり、オオカミや縄文犬だけにある特徴とされていますが最近では後ろ脚に狼爪を持つ琉球犬は2~3割ほどと少なくなっている。

舌斑(ぜつはん)
舌には舌斑(ぜつはん)と呼ばれる黒い模様があり、この舌斑のある犬種は古い犬の証とも言われている。

差し尾(さしお)
刀身の形状をしていることが多い

浅いストップ
(額から鼻先にかけての段差)
ストップが浅いことで鼻で嗅いだ匂いがすぐに届くようになっている。
嗅覚が非常に鋭く、猪狩りに用いられてきた。

良く伸びる皮
外敵から身を守る為に伸びやすくなっている
琉球犬の毛色

赤トゥラー

アカイン(ゴールドアイ)


黒トゥラー

白トゥラー
虎柄を琉球犬と判断する傾向にあるが、
琉球犬保存会で認定されていた毛色5種類は
・ 赤トゥラー
・ 白トゥラー
・ 黒トゥラー
・ アカイン(ゴールドアイ)
・ アカイン(マスク)
その他にも、繁殖を進めていくと
・黒
・白
・アイボリー
・ブチ
なども出現することがある。
※写真は一部を除き琉球犬保存会前会長新垣氏のブログより抜粋
アカイン(マスク)

黒

白
系統

山原系(やんばる)

八重山系(やえやま)
写真:沖縄県立中部農林高校の虎々ちゃん
山に入って狩りをする為に、小回りがきくように胴長短足で小さいサイズ。
馬に乗って狩りをする人に追いつけるように、体が大きく持久力や体力がある大きいサイズ。
繁殖活動実績
他県の琉球犬飼養者との交流
かつての琉球犬保存会の血統を引き継ぐ琉球犬の飼い主と連携を取り、希少な琉球犬の繁殖活動を行っています。
2025年2月に東京都より真利が宮古島アニマルパークに繁殖の為に来てくれて、琉と繁殖活動を行いました。

2025年2月に真利と琉の交尾を確認

2025年4月に6頭の子犬が誕生しました

2025年11月にも6頭の子犬が誕生しました
※今回は2回続けての繁殖となりましたが、母子ともに健康であり母犬の真利の負担を考慮し今回が最後の交配といたしました。
絶滅危惧種である琉球犬の繁殖活動ですが
新垣会長が立ち上げられた琉球犬保存会の血統を基に、交配を管理しております。
基本的には、しっかり身体ができあがった2歳時と、前回の出産からしっかり立て直しができている4歳時にタイミングをとっております。
母犬の健康を第一優先に。犬達に無理のない範囲で繁殖を行っております。
沖縄県立中部農林高校との協力活動
琉球犬保存会前会長新垣氏より、琉球犬「松虎(しょうと)」を譲り受け飼養、研究を行ってきた沖縄県立中部農林高校の動物コースの皆さんと協力し合い2025年新たに琉球犬の繁殖を行うこととなりました。
今回は、2022年に松虎とリリ(保存会 より東京へ送られた琉球犬)の間に生まれた虎々(とと)と琉(りゅう)を2025年4月23~25日の3日間過ごさせ
繁殖を試みました。

2年生「琉球犬研究チーム」の皆様と

今年3歳になる虎々(とと)ちゃんと3日間一緒に過ごして繁殖を試みました。
2025/6 虎々ちゃんの検診を行いましたが今回は妊娠にいたりませんでした。また、次回のタイミングに挑戦したいと思います。
2025年12月7日よりヒートが来た虎々に
合わせて、今回は琉球犬保存会の池原氏にご協力頂きたんじろうくん(3歳)と
2025年12月16~23日の1週間過ごさせ
繁殖を試みました。
2026年2月20日に6頭の子犬が
誕生いたしました!現在は農林高校で虎々ちゃんと琉球犬研究チームのみなさんが子育て中です!




2026年4月中部農林高等学校より
宮古島へ琉球犬の子犬たち4頭が来ました!
2026年6月現在3頭が新しいお家へ
里子に出て、1頭がアニマルパークで
他の琉球犬達と暮らしています。
今後も血統管理を行いながら、犬達の体調を1番に考え繁殖を行っていきます。
沖縄県天然記念物
琉球犬を家族に迎えよう!

琉球犬を家族にお迎え頂くのにはいくつか条件がございます。
まずは、沖縄県の天然記念物であり
大変希少な犬種であるということにご理解頂き
ともに守っていく活動に参加していただくため
「琉球犬保存会」への参加が必須となっております。
入会金5000円/年会費5000円
絶滅が危惧されるほどにその数は減っている現状ですので
避妊去勢は原則行わず、繁殖プログラムに沿って
繁殖活動へのご参加をお約束頂いております。
「飼いたいだけではなく・・・守りたいかたへ」
私たちは仲間を集い琉球犬の譲渡を進めております。
ご希望の方は下記、琉球犬保存会の規約をご覧になり
譲渡希望者様宛の事前アンケートにお答えください。
詳しいお話はお問い合わせください。
※事前アンケートお答えいただいた際にはお手数ですが
ご一報ください(npo-map@outlook.com)
琉球犬保存会で共に活動しましょう!
琉球犬保存会では、活動を応援してくださる
賛助会員様も募集しております。
入会金・年会費は正会員(琉球犬オーナー様)と同様です
古来からの日本の文化財「琉球犬」を守る活動を共にお願いします。
ご入会には下記入会申込書の送付と入会金・年会費が
必要となります。メールにてご連絡ください。

琉球犬の情報・お問い合わせ
お待ちしております
姫14歳(写真右)とこのは12歳(左)
の行方を捜しています。目撃情報等どんなことでもお待ちしております。
また、琉球犬MIXと聞いて引き取られた里親様からのお問い合わせも受け付けております。


